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ビックロの意味とは?

ビックロの意味を説明

ビックロとは、家電量販店「ビックカメラ」とファストファッション「ユニクロ」が合体した複合型商業施設のこと。英語で書くと「bicqlo」。

所有権は三越伊勢丹ホールディングス

ビックロが建っている土地は、もともと新宿三越アルコットがあった。しかしながら、経営不振のため2012年3月31日に閉店。

そこを建物ごとビックカメラが定期建物貸借契約を結んで、10年間だけ借り上げている。そのため土地や建物の所有権は三越の持株会社である三越伊勢丹ホールディングスのままである。

ファーストリテイリング

その後、ビッグカメラ内のテナントとしてユニクロが入居することなる。

ちなみにビッグカメラとユニクロの親会社は同じファーストリテイリング。そのため共同店舗「ビックロ」として経営することが可能となっている。

背景

ビッグカメラがユニクロを取り込む背景には、全国的な家電量販店の不振がある。

スマートフォン普及に伴うパソコンの売上低下、2011年に終わった地上デジタル放送移行に伴う買い替え需要の反動といった、さまざまな要因で2010年代以降の家電量販店は苦境に立たされている。

そこでユニクロのようなファストファッションが持つ潜在的な集客力を利用しててでも、消費者が家電量販店に足を運んでもらえるような狙いがある。

佐藤可士和プロデュース

ビックロのトータルプロデュースは、佐藤可士和。「素晴らしいゴチャゴチャ感」をコンセプトにしている。
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