クッキー(Cookie)の意味を説明
クッキーとは、インターネットサイトの運営者がブラウザを介して、訪問者のパソコン上にさまざまな情報を保存しておける仕組みのこと。ちなみにブラウザ側でその可否を設定できる。例えば、サイトを最後に訪れた日時や、Yahoo!といったサイトでは利用者のID情報が保存されているケースが多い。そういったCookieの情報をあらかじめ保存しておくことで、次にアクセスした時にログインが簡便化されるメリットがある。
ただし保存しておけるクッキーの総数は300個までと制限があり、また1台のサーバーが発行できる数も20個までと決まっている。クッキーごとに有効期限を設けられていることが大半であり、その期限をすぎると自動的に破棄される。
検索履歴などの情報も保存されていることがあり、ユーザー個々人の趣味や嗜好を把握することも可能。そのためCookieは行動ターゲティング広告で利用されることも多い。一方でプライバシーの侵害といった批判もあるが、1つのCookieに保存できる情報量は4096バイトと決して多くはなく、どこの誰かなど個人を特定することは難しい。いわゆるビッグデータといった類いに近い。
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