CAPTCHA(キャプチャ)の意味を説明
CAPTCHAとは、インターネット上でスパム対策やBOT対策で用いられているサービスのこと。画像に表示された数字や文字をユーザーに入力させる方法が一般的で、その数字や文字はグニャグニャと曲がって一見すると読みにくいのが特徴。インターネット上では人間ではないBOTと呼ばれる自動プログラムが多く徘徊しているため、そのBOTが無料メールといったアカウントを大量に登録したり、またオンライン投票に参加させないための防止策として主に使われる。
また日本国内では外国人ユーザーを忌避する傾向が高く、そのため画像には数字ではなく「カタカナ」や「平仮名」が表示されることもある。
ただし近年では画像に表示される文字が高度に難しくなり、例えばWikipediaやツイッターなどではアカウント取得を諦めるユーザーも増えつつある。結局人間のユーザーを排除してしまっては本末転倒ではないか?という批判もある。
キャプチャの正式名称は「Completely Automated Public Turing test to tell Computers and Humans Apart」。2000年にカーネギーメロン大学のルイス・フォン・アン、マヌエル・ブラム、ニコラス・J・ホッパー、IBMのジョン・ラングフォードが作ったと言われる。CAPTCHAの仕組み自体は1997年にAltaVistaのアンドレイ・ブローダーが開発したと言われる。
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