ポン酢の意味を説明
ポン酢とは、ゆず(柚子)といった柑橘類の果汁をつかった調味料のこと。柚子以外には、カボスやスダチ、ライムやレモンといった柑橘類が使用されることもある。一般的には柚子などの果汁に酢酸を加えて仕上げられる。酢酸を加えない場合は、「生ポン酢」として販売される。醤油を加えて味付けした場合は、いわゆる「味付けポン酢(味ポン)」として知られる。また「ポン酢醤油」とも呼ばれる
ポンの意味とは?
ポン酢の「ポン」には、実は全く意味がない。何故ならポン酢の語源は、オランダ語の「pons(ぽんす)」から来ているからである。そのponsとは果汁やソーダで割ったカクテルのこと。その由来は英語の「punch(パンチ)」から。
楢林雑話(1799年)によると、数百年前の日本ではオランダ製のお酒のことをポンスと呼び始めた。それからポンスは「柑橘系果実の絞り汁」といった幅広いものを指すように変わり、今日の味ポンといった調味料のことだけを意味するようになった。
つまり、「ポン」には意味がないことに加えて、「酢」はあとから付けた単なる当て字。
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