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松谷みよ子の過去とは?

松谷みよ子のプロフィールを説明

松谷みよ子とは、日本の児童文学者。本名は松谷美代子。父は国会議員かつ弁護士だった松谷與二郎。また人形劇団座長と瀬川拓男と結婚していた時期もある。

生年月日は1926年2月15日。2015年2月28日に老衰で亡くなる。



作家であり画家でもある司修は、松谷みよ子のことを「松ちゃん」という愛称で呼び合う仲だった。アメリカの原爆投下で亡くなった、3歳の女の子を主人公にした『まちんと』という作品となぞらえ、「松ちゃんも飛ぶ鳥になったのですね」と、2015年3月12日付の産経新聞で偲んだ。

反戦と平和を訴えた背景

児童文学においてタブー視されていた「人間の死」を持ち込んだことは画期的だった。

また多くの作品で反戦と平和を訴えたことで知られる。元担当編集者の酒井京子は「戦時中に青春時代を過ごしたため、反戦の意志が体に染み付いていた」と3月12日付の産経新聞で述べている。

怪談レストラン

松谷みよ子が責任編集者となり書き上げた怪談レストランは、トータル50巻以上を発売する人気文学シリーズとなる。1996年発行。

「幽霊屋敷レストラン」や「七不思議レストラン」など一冊ごとにタイトルやテーマが異なる。そういった一巻完結のオムニバス形式という読みやすさは子供読者のみならず、母親読者も魅了。累計発行部数は700万部以上。

また2009年からはテレビ朝日系列でアニメ化が放送され、更に読者層の幅を広げた。それはその後に続く『妖怪ウォッチ』といった新たな妖怪ブームの火付け役となる。
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