CPC(クリック単価)の意味を説明
CPCとは、インターネット広告において、1回の広告クリックで得られる収益額のこと。いわゆる「クリック単価」のこと。ちなみにクリック率のことはCTRと呼ぶ。広告のクリック単価はメディア側が決めるものではなく、広告主があらかじめ設定しておくのが特徴。入札で広告主同士が競合することによって、クリック単価が上昇することも多い。
また広告が表示されたページにおいて、商品やサービスが宣伝するポジティブな内容であればクリック単価が上がることもある。
CPCはジャンルによって異なる
広告主の業態や業界によってCPC(クリック単価)は大きく異なる。例えば、銀行やカードローン、自動車保険、不動産、SEOといったジャンルのCPCが高いと言われている。1クリック数千円ということもザラにある。また逆に芸能系などのジャンルはCPCは低いと言われている。
理由としては、一人あたりの消費者から得られる報酬金額は大きいが、消費者からアクセスされる頻度が少ない業界ほど、クリック単価が上げてでも自社のサイトに誘導したい思惑がある。逆にCPCが低いジャンルほどアクセスが集まりやすく、無理してクリック単価を高くすることはない。
ただし、CPCが高いジャンルほどアクセスを稼ぐのは当然難しいため、いくらクリック単価が高い広告が表示されたとしてもクリックされる回数は多くないため、結果的に全体の収益が極端に増えるかは微妙である。
またスマートプライシングによる影響を強く受ける部分でもあり、もしCPCが極端に低い場合はスマートプライシングが悪化していることを疑うべきである。
正式名称はCost Per Click
CPCは略語であり、正式名称は「Cost Per Click(コストパークリック)」。【スポンサーリンク】