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【軽自動車】スズキ・ジムニーとは?

スズキ・ジムニーの開発の歴史を解説・説明


ジムニーとはスズキが発売しているSUVタイプの軽自動車。また普通車タイプのジムニーシエラも販売されている。

ジムニーの特徴は「ラダーフレーム」と呼ばれるフレーム構造を採用していること。そのため本格的なクロカン車らしい走りを楽しめる。また駆動方式はパートタイム4WDのみを採用し、基本的に2WDモデルが設定されたことはない。

○初代ジムニー


初代ジムニーは1970年4月に発売される。当初は三菱自動車の部品やパーツを多く流用していた。

その後、初代ジムニーはおよそ3度(1972年・1976年・1981年)に渡って、大掛かりな一部改良やマイナーチェンジが行われた。細かいマイナーチェンジも含めると合計8回ほどテコ入れされている。

例えばエンジンを冷却させるためのシステムが「空冷」から「水冷」に変更されたり、新たに変更された軽自動車の規格に何度か対応(排気量550ccに拡大など)したり、エクステリアや見た目にテコ入れが施されている。



○二代目ジムニー




二代目ジムニーは1981年5月に初めてフルモデルチェンジが行われる。

街中で走行するためのオンロード性能が高められ、シートの座り心地などが改善されるなど車内での快適性が向上。二代目ジムニーからは乗車定員がようやく4名にまで増加した。

二代目ジムニーは1984年、1990年、1995年とやはり3度に渡って、大掛かりなマイナーチェンジや一部改良が行われている。細かいマイナーチェンジやテコ入れを含めると、合計10回前後ほど。

初代ジムニーからルーフに幌(ほろ)が使用するタイプも発売されていたが、1983年には廃止。一方、1993年には乗用車タイプの「ジムニーシエラ」が新たに発売されるなど、ラインナップの激しい入れ替わりが行われた。厳密には1984年時点で乗用車タイプのジムニーは「ジムニー1300」として発売済み。

二代目ジムニーの特徴としては1986年に初めて電子制御式のターボエンジンが搭載されたこと。また1990年には軽自動車の規格変更に伴って、エンジン排気量が660ccにまで拡大している。

それまでのジムニーには5速MT(初期は4速MT)しか設定されていなかったが、1992年には初めて変速機に3速ATも設定されたのも特徴。その後もサスペンションの改良など、毎年のようにオフロード性能が高められる

○三代目ジムニー




三代目ジムニーは1998年10月にフルモデルチェンジが行われる。軽自動車の規格が変更され、軽自動車の車体サイズが拡大された。結果的にフルモデルチェンジを余儀なくされたカタチ。

ちなみに三代目ジムニーはマツダに「AZオフロード」としてOEM供給が行われたが、その後2014年に販売が停止している。

三代目ジムニーは可愛らしいやや丸みを帯びたデザインに変更されたが、ラダーフレーム構造をそのままにサスペンションなどが新設計されるなど、更にオフロード性能が高められている。

三代目ジムニーはその後、約10度に渡って細かいマイナーチェンジや一部改良が行われている。主にエンジンの改良や見た目の細かい変更に留まっており、それまでのジムニーと比較すると大掛かりなテコ入れはほとんど行われたことがない。変速機もずっと4速ATのまま。

しかし、三代目ジムニーも発売から20年目にあたる2018年以降にいよいよフルモデルチェンジが行われます。

果たしてラダーフレーム構造は維持されるのか?いつ頃モデルチェンジするのか?など、詳しい最新情報は「スズキ次期ジムニーフルモデルチェンジ情報まとめ」をご覧ください。
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