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トレンドサイトとは?

トレンドサイト・トレンドブログの意味を説明

トレンドサイトとは、最新のニュース情報などを扱ったインターネットサイトのこと。またトレンドブログとも呼ぶ。

名前の通り、その時時に流行っているトレンドなネタを扱っているのが特徴。芸能系ニュースや、Twitterや一部のSNSで流行っているネタなどがある。2ちゃんねる系のまとめブログもトレンドサイトに入る。



アクセス数

トレンドサイトの特徴としては、比較的アクセス数を増やしやすいことが挙げられる。何故なら流行りのネタを扱っているため、そのネタで検索をするユーザーがそもそも多い。結果として、トレンドサイトに検索からのアクセスが流入しやすいメリットがある。

例えば、芸能人に関するニュースはテレビや雑誌などで頻繁に取り上げられやすく、幅広いユーザーが知っている情報であるため潜在的な閲覧者数が多い。そういうユーザーをターゲットにすることで爆発的なアクセスを稼ぐことも可能。

また流行っているネタや情報を探すのは比較的容易のため、サイトやブログ運営上で失敗するリスクが比較的少ないのもメリット。

更新の頻度

ただアクセスが爆発的に増える可能性もあるが、そういったネタは情報としての鮮度は短いため、長期的にアクセスを稼ぐのは難しい。そのためトレンドサイトではアクセスの増減に満足or悲観せず、基本的には毎日記事を更新していく必要がある。例えば、10年前に活躍したお笑い芸人の情報を調べる人は少ないのは、誰の目からも明らかである。

またサイト運営者側には特別の専門知識が必要ないということは、誰でも参入しやすいジャンルという裏返しでもある。つまり参入してくるライバルも多いので、ユーザー数全体のパイが大きいとしても、それを大勢のサイト運営者同士で奪い合う結果になる。

つまりどうしてもトレンドサイトでは、いかに記事数を増やすかという消耗戦におちいりやすい。そのため副業としての旨味が実は少ないこともある。またコンテンツにマッチした広告が表示されづらいのも特徴で、一般的にはRPMが高くはないとされる。しかし、ある程度収入が増えてくると、クラウドソーシングのような会社に記事生成を外注している人もいる。

記事の書き方

トレンドサイトの記事の書き方としては、とにかくキーワードの選定が重要。記事タイトルには、とにかくトレンドキーワードをぶち込む。例えば、「芸能人の名前」が最たる例。あとは醜聞にありがちな「彼氏・彼女」「結婚」「炎上」なども複合キーワードとして上手く組み入れたい。

またそのキーワードを記事の中にも頻繁に多用することで、グーグル検索などのSEO対策としても有用に働く。ユーザーを惹きつける文章よりも、まずは機械的にどうさり気なく盛り込むことができるかのテクニックが問われる。そして、記事の文章量そのものを増やすことも必要。目安としては500~1000文字は最低限必要。

ペナルティー

しかしながら、キーワードを詰め込みすぎる代償としては、『価値のない質の低いコンテンツ』として検索サイトからペナルティーを受けやすくなるデメリットがある。何故なら意味もなく文章量を水増されがちで、不自然な文章になってしまったり、調べたい「肝心の情報」が何も書かれていないケースが散見されるからである。

その背景にあるのが、トレンドサイトではどうしても「記事の質の差で勝負しづらい」点が挙げられる。例えば、芸能系ニュースの場合、一般人が集められる情報は所詮知れている。自分で芸能人の自宅を張り込んだり、友人たちから情報を仕入れるサイト運営者はまずいない。

だから記事の中身が他のトレンドサイトとも酷似しやすいため、そもそもペナルティーを受けやすい土台がある。そのためフェイスブックといったSNSからのアクセス流入を増やすことも考えておくべきである。

また流行りのネタに飛びつく閲覧者や訪問者は、大量の文字を読むのに慣れていない。そのため画像を多く貼って、視覚的に親しみやすい工夫をとる必要がある。しかしながら、ニュース映像などのキャプチャー画像や芸能人の画像を多用すると、法的に認められた引用の条件を超えやすく、新たに著作権侵害という法的なリスクも抱えてしまう。

まとめるとトレンドサイトはアクセスを集めやすい分、それ相応のリスクやペナルティーが待ち構えているのが現状である。ちなみにトレンドサイトの対義語には「特化サイト・特化型ブログ」がある。
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