ユムシの意味を説明
ユムシとは、海に生息する無脊椎動物のこと。主に浅瀬の干潟に生息し、縦穴を掘って満潮時以外はそこで隠れている。ユムシ動物門ユムシ綱ユムシ目ユムシ科。学名は英語で「Urechis unicinctus」。
漢字
漢字で書くと「螠虫」。別名
ユムシは「コウジ」と呼ばれることもある。また地方では呼び方が異なる。例えば、北海道では「ルッツ」と呼ばれている。また和歌山だと「イイ」、九州だと「イイマラ」とさまざまである。形状
見た目は円筒形状。色は茶色系統。付属肢や疣足はない。言ってしまえば、ニョロニョロと動かない巨大なミミズ。ただし剛毛チックの体毛がある。韓国料理・中国料理
また韓国国内では一般的にユムシ料理も普及している。見た目のグロテスクさとは反して、甘みがありミル貝に風味が似ていると言われている。直火で串焼きしたり、ホイル焼きで蒸したり、さまざまな調理法が存在する。刺し身としてユムシを食べる場合、料理名は「ケブル(개불)」と呼ばれている。
また中国(大連市や青島市など)においても、ユムシはニラなどと一緒に炒めて食べられている。その料理名は「ハイチャン(海腸)」。日本でも北海道の一部では食べられている。
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