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アンダードッグ効果とは?

アンダードッグ効果の意味を説明

アンダードッグ効果とは、選挙においてある立候補者が落選しそうというウワサが流れると、その立候補者に同情票が増えて結果的に投票が積み増されること。アナウンス効果の一つ。英語では「Underdog effect」。ちなみにアンダードッグを直訳すると「負け犬」。

いわゆる「判官びいき」のこと。理由としては、負けそうな立候補者に対して同情心が芽生えるから。また当選が分かりきった選挙よりも、一定の波風を立たせることで選挙自体を面白くしたい心理が働くから。



アンダードッグ効果の具体例としては、1996年と2000年に行われた衆議院議員選挙。自民党が議席の過半数を獲得するとマスコミが伝えていたが、結果的には過半数割れを起こした。

ただし選挙では告示前から既に大勢が決まっていることが多い。何故なら、支持者の拡大や支援者の獲得、知名度アップは一朝一夕で行うことが難しいからである。そのため普段からの地道な活動が重要であり、アンダードッグ効果やバンドワゴン効果など不確定なものに頼っていると選挙で当選するのは困難である。

ちなみにアンダードッグ効果の対義語は「バンドワゴン効果」。
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