侵略(しんりゃく)の意味を説明
侵略とは、他国に乗り込んで、その土地や財産を奪い取ること。「侵掠」とも書く。英語では「aggresion」や「invasion」。侵略主義の意味とは?
侵略主義とは、他国を武力によって侵略して、自国の領土を拡張していく考え方。帝国主義とも意味合いはあまり変わらない。侵略戦争
武力を行使して侵略する戦争のことを「侵略戦争」と呼ぶ。侵略主義という考え方も考慮すると、アジアに戦線を拡大していった、第二次世界大戦以前の日本のことなどを指す。
国連による決議
1974年12月14日、国際連合総会において「侵略の定義に関する決議(UNGA Res.3314)」が出されている。ざっくり言うと「国家主権や政治的独立、領土保全に対する他国への武力行使(http://www1.umn.edu/humanrts/japanese/JGAres3314.html)」ということ。また具体的な侵略行為としては、一時的な侵入や軍事占領でも侵略として定めている。また、一部分の併合であっても同じである。1910年から始まった日本の韓国併合や、2014年のロシアによるクリミア併合が侵略行為にあたる。
2010年からは、「侵略犯罪」として国際刑事裁判所が管轄する犯罪の一つとなっている。